日本人が見落としがちな『存在感』という武器

オープン

昨年、日本の首相が就任した際の記念写真が批判を浴びました。
立ち方から表情からまるでなっておらず、サイズの合わないフォーマル服を身につけ着方まで間違えていました。その写真は海外でも多く取り上げられ、どちらかといえば揶揄されるトーンで世界に紹介されてしまいました。

「一国の首相が情けない」と嘆く声や「日本の恥」と憤る声がありましたが、写真を見ると「誰も見え方を気にする人はいなかったの?」と素朴に疑問を覚えます。
この人たちは自分たちがどう見えて、それがどんなメッセージを放つのかをまるで考える力がない、それがよくわかった写真でした。
しかし、この問題は首相に限ったことでしょうか?

 

「力」の手前の意識の差

実は、私たち日本人全体で考えても「自分をちゃんと見せる」という視点には無頓着ではないかと感じます。海外と日本のビジネスパーソンを観察してきた結果、明らかに差があると感じます。それは「見せ方」という力の差、そしてその手前の「見え方」への意識の差です。

立場や実績がどれほど優れていても、それを周囲に正しく伝える第一印象や存在感についての意識を欠いていては、評価されるべき成果も埋もれてしまいます。
特に国際社会では、第一印象や存在感=プレゼンスが信頼構築において重要な役割を果たします。ですから海外では、むしろ積極的に武器として活用しようとします。自分の「プレゼンス」についての意識が高いのです。
しかし私たち日本人は「中身が先」という考えに陥りがちです。そして「見え方・見せ方」を軽視する傾向が強いのです。
自分の意識を疑ってみてください。その「中身が先」は、もしかしたら日本人がいつのまにか縛られてしまったアンコンシャスバイアスかもしれません。

 

次のキャリアステップでさらに信頼を得たいと思うなら

人が人の中身を測るのは外側からです。見せ方に無頓着ではもともと通用しません。

実際、この首相の写真には海外と行き来が多い日本の経済人や海外在住の方々が敏感に反応しました。首相の未熟な着こなしや頼りない様子が「日本の政治だけでない、経済についても、未熟で行き届かない印象をメッセージとして国際社会に伝えてしまう」と危機感を持った人が多かったのです。

リーダーやビジネスパーソンに求められるのは、エグゼクティブプレゼンス(Executive Presence)。つまり、その役割やポジションにふさわしい存在感や雰囲気、信頼や頼りがいを自然に感じさせるような要素です。
これは、生まれ持った才能ではなく、磨くことができるスキルです。例えば「見え方・見せ方」をもっと意識するだけでも違います。

あなたが次のキャリアステップでさらに信頼を得たいと思うなら、プレゼンスを見直すべきときです。
弊社のトレーニングプログラムでは、日本人固有のバイアスに目を向け、私たち日本人が身につけやすい方法で、エグゼクティブプレゼンスの修得をサポートしています。

自分の「見せる力」について立ち止まって考えることが、未来への第一歩です。

 


*エグゼクティブプレゼンスを本格的に、または早急に身に付けたい方へ*

エグゼクティブプレゼンスの詳細はこちらから
https://www.attainments.co.jp/car_executive.html

 

個人トレーニングや企業研修などについて詳しくはこちら:

・個人での受講をお考えの方
https://www.attainments.co.jp/car_executive_indivi.html

・法人研修をご検討中の方
https://www.attainments.co.jp/car_executive_compa.html

 

 

#エグゼクティブプレゼンス

#executivepresence
#信頼構築
#リーダーシップ
#日本の未来

error: Content is protected !!