なぜ、あなたは軽く見られるのかー3つの改善ポイント

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黙っていても重みのある人と、軽く見られてしまう人。その違いはどこにあるのでしょうか?

あなたが「軽く見られている」と感じる場面があるなら、それは単なる気のせいではなく、ビジネス上の大きな課題になっている可能性があります。そんな課題のデメリットと今すぐ始めたい改善方法を明らかにしていきます。

 

軽く見られるデメリットとは?

軽く見られることで生じる問題は、単に自分の気分が悪いだけではありません。ビジネスの現場では、以下のような残念な影響を与える可能性があります。

 

ー発言が軽視される:会議で意見を言ってもスルーされがち。

ー信頼されにくい:取引先から本心からの信頼を得られない。

ー重要な場面に呼ばれない:責任ある仕事を任されにくい。

ーキャリアアップの妨げになる:実力より低く評価される。

ーリーダーとしての影響力が弱い:部下や同僚に威厳が伝わらない。

 

もし、あなたがキャリアを積み、管理職やリーダーの立場にいるなら、この問題を放置すると、今後のキャリアに悪影響を及ぼしかねません。

できるだけ早急に改善していく必要があります。

 

軽く見られる理由は「雰囲気」と「あり方」

もしあなたが新人でもなく、仕事の実力もあるのに軽く見られてしまうなら、その原因は能力があり、それなりのキャリア、役職(役割)にあるにも関わらず、ビジネスパーソンとしての「雰囲気」や「あり方」に問題があることが考えられます。

この「雰囲気」や「あり方」はビジネス用語では「エグゼクティブプレゼンス」(一流の存在感、上に立つ人の資質)と呼ばれます。

つまり、能力やキャリア、役職があるのにも関わらず、それらにふさわしいエグゼクティブプレゼンスが不足しているから、他人から期待感や信頼感をもたれにくい状態にあるのです。

エグゼクティブプレゼンスは、言葉を超えて瞬時に相手の判断に影響を与えます。これが欠けていると、実力があっても周囲に正しく伝わりません。

エグゼクティブプレゼンスに欠ける場合、その人がうっかりとしてしまっていることがあります。それは大きく分けて以下の2つのことです:

●自分の望む存在感と実際の雰囲気がズレている(誤った自分表現)

●そもそも自分の雰囲気や立ち居振る舞いに無頓着(見せ方が未熟)

 

この状態を改善するために、次の3つのポイントを提案します。

 

どうすれば軽さを改善できるのか? 3つのポイント

軽く見られないための3つの改善ポイントはこれです。

1  たたずまいを整える

「オーラを身に着けたい」という人がよくいますが、それは特別な才能ではなく、やはりパッと見た時のたたずまい(醸し出されている雰囲気)で決まります。

たたずまいは、まず姿勢と表情で作られます。これから、ぜひ以下のことを意識してください。

●背筋を伸ばし、胸を開く。

●首が前に出たり、肩が丸まらないよう意識する。

●ヒザを緩ませず、堂々と立つ。

●口角を少し上げ、表情に締まりを持たせる。

 

家やオフィスに大きな鏡をおいて、自分の姿勢や表情を含めた全体を確認するようにしましょう。そうするといやでも自分の見え方への意識が高まりますが、それだけでもたたずまいは劇的に変わります。

 

2  話し方・動作を変える

話し方や動作は、あなたの影響力を決定づける要素です。これもぜひ下記のことを意識して変えていってください。

●落ち着いた声のトーンで話す(高すぎると軽い印象を与える)。

●語尾を伸ばさず、ハキハキ話す。

●母音を明確に発音する(聞き取りやすさが重要)。

●無駄な動作を減らし、堂々とした動きにする。

 

「自分はどう話しているか? どんな動作をしているか?」を見直してみてください。自分の話し方を客観的に見直せるようになります。そうするとあなたの声や話し方の影響力は大きく変わります。

 

3  装いと身だしなみを見直す

スーツを着ているだけでも十分ではないのに、最近はカジュアルばかりの人も多いです。スーツにしろ、カジュアルにしろ、着こなし方に無頓着でいると、それだけで軽く見られる要素になります。評価がされやすい服装のポイントを意識してください。

●サイズ感は適切か?(ジャストサイズで着る)

●色や柄の選び方はビジネスシーンに合っているか?

●靴や時計などの小物も整っているか?

●清潔感のあるヘアスタイルになっているか?

 

雰囲気がどことなく違うと思う人、存在感があるなと感じる人と、自分の服装を比較し、どこが違うのかをよく観察してみましょう。「ここが違うんだ」とわかるだけで、装い方が一歩前進します。

 

「どう見せるか、見られるか」が競争力を左右する

お互いに一人一人とのコミュニケーションになかなか時間をかけられない、現代のビジネス社会。エグゼクティブプレゼンスがなければ、これからは困る時代になります。

ひとめで「たいしたことなさそうだ」と軽く見られる人と、逆にひとめで「実力がありそうな人だ」と見られる人では、まるで競争力が違います。最初の印象だけでなく、その先のビジネスや人生の流れは違ってくるのです。

「どう見せるか、見られるか」に無頓着でいてはいけません。自分で能動的に自分の存在感を見せていくのです。これからの時代に必須なのは、軽くなんて見られない、存在感や雰囲気、「エグゼクティブプレゼンス」を身に着けることです。

海外のビジネスリーダーたちは、エグゼクティブプレゼンスをリーダーシップスキルの一つとして磨いています。

なぜなら、存在感があるだけで:

●信頼を得やすい

●リーダーシップが伝わる

●交渉力が高まる

●キャリアアップにつながる

といったメリットがあるからです。

また、米国などでは一定のポジション以上になると、その昇格要件としてエグゼクティブプレゼンスが必要になります。不足していると注意、降格もあり得るのです。これから海外を相手にしたり、グローバルに活躍したい、と言う人にはなおさら必要です。

 

まず「見せ方、見られ方を今よりもっと意識してください。自分の動画を撮り、姿勢や話し方を客観的にチェックすると、改善点が明確になります。

なお、エグゼクティブプレゼンスは、才能ではなく後天的に見に着けられるスキルです。ビジネスで成功するために、今すぐ取り入れてみませんか?

 

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