ビジネスの世界では長い間、「知性や能力」といえば IQ(知能指数) を指していました。「論理的に考える力」「問題を分析する力」「合理的に判断する力」、いわば「頭の良さ」です。
ただ、1990年代以降、もう一つの能力が注目されるようになります。EQ(感情知性) です。自分の感情を理解し、コントロールする力。さらに相手の感情を理解する力。多くのビジネスパーソンは、すでに「EQが重要である」という話を聞いたことがあるでしょう。
しかし近年、さらにその先の能力が議論されるようになっています。それが 「SQ(Social Quotient)/Social Intelligence」=社会的知性 です。
これは、これからの時代のビジネスパーソンが知っておくべき重要な概念です。また知るだけではなく自分との関係性を理解しておくべきです。これはビジネスパーソンとしてだけではなく人間として重要な考え方だからです。
社会的知性とは何か
社会的知性という言葉は、1920年代に心理学者 エドワード・ソーンダイク が提唱した概念です。
彼は社会的知性を次のように説明しました。

