ありがとうございます。弊社はこの2025年10月で「15周年」を迎えました。「エグゼクティブプレゼンス」の重要性とその身につけ方をお伝えしつづけていつの間にか長い時間が経ちました。
しかし、まだ伝え足りないと感じています。それはキャリアの成功のカギ、リーダーシップの重要なパートである「エグゼクティブプレゼンス」が一部で誤解されたまま「ニセモノ」も横行しているからです。まさか、あなたも間違えていないですよね?
ニセモノに騙されてはいけない
「エグゼクティブプレゼンス(Executive Presence)」という言葉は、日本では多くの人が知っている状態ではありませんが、一方で前よりも見かける機会は多くなったと感じます。
しかし、その中には本質からかけ離れた、見かけ倒しのセミナーや指導が少なくありません。
たとえば、ヘアスタイルなど表面的な見た目やファッションの話だけに終始したり、表面的なマナーだけを教えて「品格」だと語っていたり、あるいは「エグゼクティブ」イメージとはかけ離れたイメージの人が「見た目が大事」と説いていたり。あるいは「経営者の心得」など精神論ばかりで、見た目や印象についての情報が皆無であったり、と混とんとしています。
これらは、はっきり言ってしまうと「エグゼクティブプレゼンス」として教わる内容ではありません。もちろん、見た目やファッション、マナー、心得などは大事なものですが、それらが単独でうまくいけば「エグゼクティブプレゼンス」かというと、「違う」と言わざるを得ません。
「プレゼンス(Presence)」とは単純に訳すと「存在感」。「エグゼクティブ(Executive)」は「社会上層」のイメージの言葉で、経営者や為政者などのリーダー的存在、社会を動かすような影響力のある人など「人」のニュアンスもありますが、そういう人たちにふさわしい高級で上質なイメージの意味もあります。ですから、その2つが結びついた「エグゼクティブプレゼンス」は、日本語にすると「一流の存在感」というところでしょうか。
誰でも「一流」と聞くと、「さすが」「なんだか尊敬」という感情を自然に持つと思います。そんな感情を持つ相手は、ヘアスタイルやファッションがかっこいいだけの人でしょうか? マナーができている上品なだけの人でしょうか? あるいは経営のことは語るけど外見や身だしなみは今一つ、という人でしょうか? 実際に想像すると、イメージの不適合さを感じていただけるかと思います。このように偏った教え方をしているところは残念ながらニセモノです。
「エグゼクティブプレゼンス」その本質とは?
エグゼクティブプレゼンスの本質について少し述べさせていただきます。先に「リーダーシップの重要なパート」と言いましたが、その言葉のとおり、信頼してついていきたくなるような、人をひきつける魅力を持っている、そして長期的にも影響力を周囲に感じさせるような存在感や雰囲気を持つことを言います。「存在感」「雰囲気」などの言葉を使うといい加減なイメージを持たれるかもしれませんが、それらは言葉によらず、相手に何か一定のイメージを「感じさせる」力です。しかも素早く伝わり、相手の感情や感覚にダイレクトに「信頼」などのポジティブな概念を伝えます。立派な伝達能力です。
すぐに信頼を引き寄せ、長期に影響力ともなり得る伝達能力がエグゼクティブプレゼンスの本質と言えます。
そして、私たちが15年以上にわたって伝えてきたのは、エグゼクティブプレゼンスとは「社会的知性の総合力」だということです。この「社会的知性」は現在、重要な概念になってきているので、これについても知っておいていただくことをおすすめします。
「社会的知性」がなせる技
「社会的知性(Social Intelligence)」とは、対人能力を中心とした社会への適化能力を言います。つまり、円滑に社会で活動しコミュニケーションをはかれる知性や知能です。その研究は1920年にはもう始まっており、心理学、教育、ビジネスマネジメント等の分野に影響を及ぼしています。近年はAIの進化もあってか、それぞれの人の「社会的知性」も重要視されています。
社会的知性の柱となるのは「自己表現や演出能力」「他者理解の能力」「コミュニケ―ション力」です。これらが発達している人は、人間関係の質の向上をはかるための対人スキル、組織内でのリーダーシップ、チームワークの効率を上げるほか、社会で成功し幸福感を手に入れることも容易になるとされます。
エグゼクティブプレゼンスに必要なのはまさに「自己表現や演出能力」「他者理解の能力」「コミュニケ―ション力」であり、これらをもって土台とすることで、適切な外見の整え方や振る舞い方、品格も手に入れることが可能となるのです。
そして、この「社会的知性を磨くステップ」を外しては、外見を整えたりマナーを覚えたり経営の心得に親しんだりしても「エグゼクティブプレゼンス」とはなり切れないところがあります。エグゼクティブプレゼンスは「社会的知性」のなせる技、だからこそリーダーシップとも深い相関関係となるのです。
だまされないことを念頭に、この「スキル」を見直そう
少し、話がややこしくなってしまいました。申し訳ありません。ここまでの話は、あなたにエグゼクティブプレゼンスを「ただの外見やマナー、経営知識」などと勘違いしていただきたくないための説明です。同時に、そのような勘違いをせず、エグゼクティブプレゼンスについてちゃんと知っていただきたいとの願いからの情報です。ニセモノのエグゼクティブプレゼンスに騙されさえしなければ、実際に身につけようとするときにそれほど難しく考えなくても結構です。
要は真摯に「自分のキャリアの過程で、あるいは今のポジションで何が求められているか、自分が必要とするか」を「人としてどういう魅力を身につけるべきか」を考えていただければ、エグゼクティブプレゼンスがあなたのほうへ引き寄せられてくるでしょう。「どうあるか」を自分の責任で考えていただくことが軸なのです。
遠慮なく、外見や声・話し方・所作の「外面」とされるものを整えてください。それらは、「社会的知性」として非常に重要なものです。なぜなら、それらを整えることは、自分や自分の立場を客観的にとらえ、相手や周囲に自分をどう伝えるかをしっかり見直すことだからです。
また、しっかりとマナーに触れや立ち居振る舞いを磨いてください。それらはあなたがここまで培ってきた社会的知性をそのまま周囲に表現するものだからです。精神論や経営論も、自分の表現や演出を心得た上でのものであれば、意味のあるものと言えます。
弊社では、エグゼクティブプレゼンスのトレーニングとして、表情や視線などの表現力を高めていただくことから始め、姿勢や日常の動作などを見直していただくことで外見から周囲に与える印象を整えます。また服装についても、装いの知識を持っていただくことと戦略の意識をもっていただくっことで「自分で自分にふさわしいものを選ぶ」ことをできるようにします。また、「他者理解の能力」「コミュニケ―ション力」を高めるためのカリキュラムが組み込まれていることも特徴です。これらは、社会で自己表現や演出を行うための大事なスキルです。
それだけではなく、マナーやプレゼンテーションなどビジネスや社交で必要な社会的なスキルも身につけていただいています。それは「本物」をお伝えしたいからです。
自己の本質を高める「プレゼンス」を知ってください
本物のエグゼクティブプレゼンスを持つ人は、謙虚さと自信のバランスを保ち、気負わず堂々としています。想像するだけで魅力的に感じませんか? そうしたものが「本質的」に優れたものを身につけてきた人の魅力です。ぜひあなたも自分の「プレゼンス」に関心を持ってください。
初めて知ったという方は、ぜひ「エグゼクティブプレゼンス スターティングマニュアル」をダウンロードしてください。マニュアルの中には「プレゼンス度診断」も受けることができるページもあります。
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*エグゼクティブプレゼンスを本格的に、または早急に身に付けたい方へ*
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